4日目 佐賀県武雄市 武雄温泉
今日の予定は少しハードになりそうなので、宿を早めに出発した。
八女インターから乗り長崎自動車道へ乗り継ぎ、最初の目的地、吉野ヶ里歴史公園に到着した。
「魏志倭人伝(ぎしわじんでん)」に記された邪馬台国に似た造りになっていて、発掘当時は邪馬台国論争に一石を投じたことをよく覚えている。
物見やぐらや竪穴住居などが再現されていて、古代にタイムスリップしたような気持ちになる。
吉野ヶ里歴史公園を後にし、再び長崎自動車道で次の目的地を目指した。
30分ほどで武雄北方インターに着き、県道を南下し有明海沿いの鹿島市を目指した。
次の目的地は鹿島市の郊外にある祐徳稲荷神社。
この祐徳稲荷神社は伏見稲荷と豊川稲荷とともに日本三大稲荷に数えられている神社で、神殿、拝殿、楼門など主要建物は総漆塗りで見るからに美しい。
参拝を終え、一路武雄温泉を目指して北上した。今日の宿は武雄温泉のシンボルである朱塗りの楼門が見える温泉通りのホテル。
武雄温泉は1300年も前に書かれた「肥前風土記」の中に出てくる歴史のある古湯だそうだ。
朱塗りの楼門の奥には元湯があり大衆浴場になっていて、だれでも利用できるということだ。
武雄温泉に宿泊する観光客の中には、元湯目当てに訪れる人も多くいるようだ。
武雄温泉の近くには焼き物の町有田と伊万里があるが、今回は予定には入れてない。
明日は長崎県島原温泉。